蔵布都さんには,たくさんのお雛様が飾られ,東側の壁側には,お雛様コレクションとひなまつりのいわれが書かれたパネルが(写真下右)展示してあります。
蔵の正面には,序章で書かせていただいた木村さんのお雛様(写真左上)が飾られ,奥には昭和19年のお雛様(写真右上,写真中央)が飾られいます。
木村さんのお雛様は序章で書かせていただきましたので,昭和19年のお雛様を紹介したいと思います。このお雛様は塚原さんのお雛様で,戦時中であったためお雛様が見つからず,かなり遠くまで行って買ってきた物だそうです。
贅沢品であるため,購入して持って帰ってくるのも大変な時代だったそうです。質素な作りとなっていますが,時代を考えるとお父さんの娘さんに対する愛情の深さがうかがい知れます。


テーブルの上に初めて見る物があり何かと見ると,べっ甲細工の虫かごで,中にはコオロギか鈴虫と思われる昆虫(写真左下)がいるではないですか。
これはと思いじっくり見ているとこれが動かない・・・,動かないのは当たり前でべっ甲でできた昆虫でした。さすが職人の技と驚きましたが,これだけの技を持っているのは,日本でも刈部さんだけだとか。
この期間,蔵布都では真壁の技と題し,べっ甲細工や竹細工,埴輪等を展示しています。興味のある方は,是非ご覧下さい。