第六話 雪かき

3月4日は予報どおり一日雪でした。思ったとおり商店街はほとんど戸閉めで,前日までの喧噪が嘘のようでした。
ふと思い出したのが3月5日の流し雛で,「中止」という二文字が頭をかすめました。でも3月5日は天気が良いとう予報を信じ,朝7時30分の集合を約束しました。
朝起きると雪は止んでいましたが,やっぱりこの状態では無理かと思い,神武神社に行くと神官さんが箒で参道を掃いているではありませんか。
続々と集まってきた仲間と,これはやるしかないという合い言葉の元,全員で神武神社の雪かきを行いました。
その後,川に向かい,全員で子ども達の歩く道や階段の雪かきを行い,何とかできるかなという状態になったのが午前9時。
驚いたことに,この行事を撮るためカメラマンがすでに準備をしていました。



残念ながら,行事には参加できませんでしたが,今年は神官さんが川まで先導し,川をお清めしてお雛様を流したと聞きました。
これまではイベント的な行事でしたが,本当に子ども達の健康を願う行事として実施できたそうです。



普段あまり綺麗でないこの川も,前日の雪で余計な物が何も見えず,清流に見えました。2年前と昨年,川に落ちているゴミを拾ったのですが,今年は地元の方がこのためにゴミ拾いをしてくれたそうです。
子どもの頃,水遊びをした記憶があるこの川で,また子ども達が水遊びができるのはいつなのか,流し雛を行うたびに考えてしまいます。