第九話 流し雛

 
 ひなまつりの最終日は,今年開催された日の中で最も暖かく,風のない一日でした。
 この日は流し雛があるため,早朝から神武神社に集合したのですが,半分の人は二日酔い気味です。私は,昨日早く寝たため人一倍元気で,公民館の折り紙会場の設置や準備を早めに済ますことができました。
 午前10時からということだったのですが,9時30分から続々人が集まり始めています。当初準備していた人の分が無くなってしまうかなと思うほどです。
 

 神武神社でお祓いした後,山口川に向かいます。今年も,真壁小学校児童がたのしいひなまつりを演奏する中,お雛様を流しました。
 今年は更に観客の人が増えて,カメラの位置取りで結構声が飛び交っていました。まあ,早く来て場所を抑えている人の前をちょろちょろ歩く人がいると,怒りたくなるのもわからなくはありません。しかしこれは,子供たちの厄払いの催事ということですから,周りの大人もそれを考えていただきたいなと感じました。
 そのほか,いろいろな事があったのですが,あまり書く気にもならない子供の見本とならないようなことだったので,書くことはやめようと思います。
 
 
 この催しが終わると,午後5時までまったりするのが,いつもの楽しみであったのですが,今年は人数もいたので,甘酒の配布を手伝わせていただきました。
 久しぶりに,午後5時が待ち遠しく感じました。ただこの後片付けが待っています。
 午後5時頃に,にわか雨が降り一気に人出がなくなりました。6年目ということで手慣れたせいか,午後5時30分にはすべての片づけが終わり各々帰路につく予定が,同じところに集まり始めます。みんなこの時間が好きなようで,脈絡のない会話を楽しみながら,ゆっくり時間が過ぎていきました。
 
 
 翌日の新聞の茨城県版には,この流し雛が大きく掲載されており,翌々日も真壁地区の話題が掲載される等,話題の事欠かない数日間でした。